まず「食生活」とは?食アド検定3級で学ぶ、基礎の話
食生活とは「栄養バランスの整った食事をすること」だと思っていませんか?
もちろん、それはすごく重要ですが「心を満たす食事であること」も食生活の重要な要素なのです。
食生活アドバイザー検定3級の導入部分で学ぶ、第1章の栄養と健康の中の食生活(栄養と栄養素)についてまとめてみました☆*
食生活アドバイザー検定3級でも出題されますので、チェックしてみてください♪
*食生活と栄養(心と体の栄養)
食生活というと、食物や食物に含まれる栄養素・栄養バランスを考えがちですが、それは食生活の一部で、すべてではありません。
食生活を考えるときは、栄養面だけでなく、心理面・文化・社会生活といった要素も大切です。
体のための食事だけを考えると、心理的な負担や美味しくないと感じることがあります。反対に、心を満たす食事をしていると、体調を崩すことがあります。心にも体にも美味しい食事が健康的な食事といえます。
現代人に多くみられる「こしょく」
心の栄養には、彩りや盛り付けなどの見た目・環境・嗜好が大切であるとともに、「食事の時間を重視する」「食事を楽しむ」といった心構えも必要です。
どこで食べるか、誰と食べるか、何を食べるか、どんなシチュエーションか、普段の食事から特別な日・・・体調が優れない時、元気が欲しいとき、その時々の状況や、気分によって献立を決めることが、体と心を満たす食生活にとって大切なことです。美味しい食事、楽しい食事、お腹と心が満たされ、とても幸せな時間です。
皆さんもぜひ「体と心を満たす食生活」を意識してみてはいかがでしょうか☆*
*規則正しい食生活を
食事の時間が不規則だと、体内のリズムを崩して健康に害を与えます。また、朝食抜きなどの欠食を行っていると、必要な栄養が十分に取れません。「朝起きられない」「食欲がない」などの理由で朝食を食べない人も増えています。親が朝食を食べない習慣が、子どもにも影響しているパターンもあるようです。
朝食は睡眠中に下がった体温や血糖値を上げ、神経・脳・内臓の働きを促します。1日の食事でも朝食は重要なことがわかりますね。
一方では、欠食をするとまとめ食いをすることになり、かえって肥満を招くことにもなります。夜遅い食事も、肥満の原因になります。毎日3食を規則正しくとるようにしましょう。
食生活指針
*栄養と栄養素の違い
*三大栄養素と五大栄養素
*食生活と生活習慣病
*おわりに